睡眠剤すいみんざい)” の例文
旧字:睡眠劑
頭を悪くしちゃだめだから、今日はもうおやすみなさい。ぐーっと睡るといいわ。睡眠剤すいみんざいをのんでやすむのよ。いいかい。
新学期行進曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
何しろ熱がはげしいので脳を犯しているから、もし睡眠剤すいみんざいが思うように功を奏しないと危険であると云う診断だそうで私はそれを聞くや否や一種いやな感じが起ったのです。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
初めは手術室から帰って来た患者のそばに居って看護をいたします事が一番恐ろしく、殊に睡眠剤すいみんざいにおいが鼻について自分が心地が悪くなりましたが、近頃は慣れて平気になりました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
睡眠剤すいみんざいぎわは、縁側えんがわから足をすとんと踏みはずすが如く、きわめてすとん的なるものであって、金博士はいびきを途中でぴたりと停めたかと思うと、もう次の瞬間には