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眺
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ながむ
ふりがな文庫
“
眺
(
ながむ
)” の例文
却説
(
かへつてと
)
く鷲郎は、
今朝
(
けさ
)
より黄金丸が用事ありとて里へ行きしまま、日暮れても帰り来ぬに、漸く心安からず。
幾度
(
いくたび
)
か門に出でて、
彼方此方
(
かなたこなた
)
を
眺
(
ながむ
)
れども、それかと思ふ影だに見えねば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
此満足したる
眼
(
まなこ
)
を
以
(
も
)
て蛙飛ぶ古池を
眺
(
ながむ
)
る身となりしこそ、幸ひなれ。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
たゞ何心なく他を
眺
(
ながむ
)
る眼にしては
甚
(
はなは
)
だ
凄味
(
すごみ
)
を帯ぶ。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
眺
常用漢字
中学
部首:⽬
11画
“眺”を含む語句
眺望
打眺
見眺
一眺
眺入
其眺矚
再眺
後眺望
眺尽
眺矚
眺行
繰眺