真白昼まっぴるま)” の例文
加之しか先方むこうから真白昼まっぴるま押掛おしかけて来て、平気でおでおでをめるとは、図迂図迂ずうずうしい奴、忌々いまいましい奴と、市郎はあきれを通り越して、やや勃然むっとした。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
叫びながら班長は、真白昼まっぴるまの、灘子だんす街の盛り場を一散に、電光のように走るのであった。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)