“真方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まかた50.0%
まつぱう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文学士津田真方まかた著幽霊論の七二頁にK君の例としてっているのは余の事である。
琴のそら音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
たま/\律儀真方まつぱうの人なら神野霜兵衛さんのやうな世間に技倆はたらきの無い好人物おこゝろよしだ子。真摯まじめな思慮のある人間が誰が女の許へ来るもんかナ。邸の嬢様は立派な御発明な方だから男に呑まれるやうな事は無い。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)