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真崎
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まっさき
ふりがな文庫
“
真崎
(
まっさき
)” の例文
例えば
芝愛宕下
(
しばあたごした
)
なる
青松寺
(
せいしょうじ
)
の前を流れる下水を昔から
桜川
(
さくらがわ
)
と呼びまた今日では全く
埋尽
(
うずめつく
)
された神田
鍛冶町
(
かじちょう
)
の下水を
逢初川
(
あいそめがわ
)
、
橋場総泉寺
(
はしばそうせんじ
)
の裏手から
真崎
(
まっさき
)
へ出る溝川を
思川
(
おもいがわ
)
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
実際彼らは、為政者から普通民の七分の一しか価値がないと認められた時代もあったのである。安政六年に江戸
山谷
(
さんや
)
の
真崎
(
まっさき
)
稲荷の初午の折に、山谷の若者とエタと衝突して、エタが一人殺された。
エタに対する圧迫の沿革
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
あるひは
銚子
(
ちょうし
)
の海浜、隅田川
真崎
(
まっさき
)
等を描きし風景の如き、その空中に漂ふ
大
(
だい
)
なる
白雲
(
はくうん
)
は家屋樹木と共にこれらの図の布局をなすに当つて欠くべからざる要件の一となれり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
三囲
(
みめぐり
)
、
橋場
(
はしば
)
、
今戸
(
いまど
)
、
真崎
(
まっさき
)
、
山谷堀
(
さんやぼり
)
、
待乳山
(
まつちやま
)
等の如き名所の風景に対しては、いかなる平凡の画家といへども容易に絶好の山水画を作ることを得べし。いはんや広重においてをや。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
崎
常用漢字
小4
部首:⼭
11画
“真崎”で始まる語句
真崎稲荷
真崎村