“真寂”の読み方と例文
読み方割合
まさび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煉瓦れんがの塔の際に、これも又曇った雪ぞらのように真寂まさびしく張られてあった、風の激しい日で、風をはらんだ天幕のあしが、吹き上げられ、陰気な鳴りかぜが耳もとをかすめた、その隙間すきま
ヒッポドロム (新字新仮名) / 室生犀星(著)