真向まつこう)” の例文
旧字:眞向
そこへまた、なにかみなりのやうに怒鳴どなこえがしたかとおもふと、小牛こうしほどもあるかたこほりかたまりがピユーツとちてきて、真向まつこうからラランのからだをばした。
火を喰つた鴉 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)
真向まつこうにおごり息づむ張胸の七面鳥の脚の短かさ
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)