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真上
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まうへ
ふりがな文庫
“
真上
(
まうへ
)” の例文
旧字:
眞上
その
真上
(
まうへ
)
には電燈が
煌々
(
くわうくわう
)
と光を放つてゐる。
傍
(
かたはら
)
には
瀬戸火鉢
(
せとひばち
)
の鉄瓶が虫の
啼
(
な
)
くやうに
沸
(
たぎ
)
つてゐる。もし
夜寒
(
よさむ
)
が甚しければ、少し離れた
瓦斯煖炉
(
ガスだんろ
)
にも赤々と火が動いてゐる。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
寂光
(
じやくくわう
)
の浜に群れゐる大鴉それの
真上
(
まうへ
)
にまた一羽来し
雲母集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ふり
仰
(
あふ
)
げ、
真上
(
まうへ
)
を。
第二海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
軍の
真上
(
まうへ
)
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“真上”で始まる語句
真上空