“相住居”の読み方と例文
読み方割合
あひずまゐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取繕はないといふのは、何も虫の食つた古本や、蝙蝠傘をいふのではない、文学博士喜田貞吉きたさだきち氏がそこに相住居あひずまゐをしてゐるのを言ふのである。
したぱらのあたりでまたしても猫が啼いたやうに思つた。したぱらといへば、つい五六日前までは「武士道」と「孟子」との相住居あひずまゐをしてゐた大事な場所であつた。