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相乗
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あひのり
ふりがな文庫
“
相乗
(
あひのり
)” の例文
旧字:
相乘
宰相の馬車に
相乗
(
あひのり
)
が出来る事だつたら市長は鞄となつても
厭
(
いと
)
はない程だつたので、二つ返事ですぐ承知して、自分の馬車は先へ返した。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
裸体
(
はだか
)
の車夫が引ける武者絵の人力車に
相乗
(
あひのり
)
せる
裸体人
(
はだかびと
)
、青物
市場
(
いちば
)
などに見る如き土間に
売品
(
ばいひん
)
を並べたる商家よ、
中形
(
ちゆうがた
)
の
湯帷巾
(
ゆかた
)
を着たる天草
女
(
をんな
)
よ、あなさがな、悪きは数へ
候
(
さふら
)
ふまじ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
女とは京都からの
相乗
(
あひのり
)
である。乗つた時から三四郎の
眼
(
め
)
に
着
(
つ
)
いた。第一色が黒い。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“相乗”の意味
《名詞》
二つ以上の数を掛け合わせること。
二つ以上の要因が重なりあい、影響が大きくなること。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“相乗”で始まる語句
相乗俥