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相乗俥
ふりがな文庫
“相乗俥”の読み方と例文
読み方
割合
あいのりぐるま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいのりぐるま
(逆引き)
ちょうど通り
蒐
(
かか
)
った
相乗俥
(
あいのりぐるま
)
がありましたからそれに乗って幌をすっかり下して、その中から二階のボーイさんを呼び出してもらって
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ですから私は雨の脚を俥の幌に
弾
(
はじ
)
きながら、燈火の多い
広小路
(
ひろこうじ
)
の往来を飛ぶように走って行く間も、あの
相乗俥
(
あいのりぐるま
)
の中に乗っていた、もう一人の人物を想像して
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
女権論者の噂に気を腐らした私が、やがて二人と一しょに席を立って、
生稲
(
いくいね
)
の玄関から帰りの俥へ乗ろうとしていると、急に一台の
相乗俥
(
あいのりぐるま
)
が
幌
(
ほろ
)
を雨に光らせながら、勢いよくそこへ
曳
(
ひ
)
きこみました。
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
相乗俥(あいのりぐるま)の例文をもっと
(2作品)
見る
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
俥
漢検1級
部首:⼈
9画
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相乗
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相乗
合乗俥
“相乗俥”のふりがなが多い著者
夢野久作
芥川竜之介