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めぬ
ふりがな文庫
“
目貫
(
めぬ
)” の例文
遠慮
(
えんりょ
)
なく、乗せて
貰
(
もら
)
うと、
目貫
(
めぬ
)
きの通りにドライブしながら、ぼくの胸にさした日の丸のバッジを
見詰
(
みつ
)
め
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
目貫
(
めぬ
)
きの処に開業している、遠藤という耳鼻咽喉科病院の玄関に乗りつけた松浦先生は、滝のように流るる汗を拭き拭き、通りかかった看護婦に名刺を出して診察を頼んだ。
いなか、の、じけん
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
京都でも一番
目貫
(
めぬ
)
きの四条の大通りを、私はそんな恰好でよち/\歩いて行つたのだつた。
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
仙台は奥の細道の地であるから、仙台の
目貫
(
めぬ
)
きの通りの芭蕉の辻というのはそのインネンの地かと思ったら、これが大マチガイなんだそうだね。あの芭蕉には全然関係ないのだそうだ。
安吾の新日本地理:03 伊達政宗の城へ乗込む――仙台の巻――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
徳川三百年の風流の
生粋
(
きっすい
)
が、毛筋で突いたやうな柳と
白鷺
(
しらさぎ
)
の
池水
(
ちすい
)
に
彫
(
きざ
)
み込まれた後藤派の
目貫
(
めぬ
)
きのやうなものを並べて、自分の店から持つて来たいろ/\の専門の道具や薬品を使つて手入れしながら
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
貫
常用漢字
中学
部首:⾙
11画
“目貫”で始まる語句
目貫物
目貫縁頭