目眩めくるめ)” の例文
何やら我々には想像も出来ぬ理由があって、日を祀る修道人が、目眩めくるめく光りに馴れて、うつの明を失ったと言う風の考え方があったものではないか知らん。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
日を真正面に受けて、下を覗けば目眩めくるめく高さだが、径のめぐりには綺麗に乾いた落葉が散り敷いて極めて静かな場所であった。其処で我等は昼食をすることにした。
みなかみ紀行 (新字新仮名) / 若山牧水(著)
即、目眩めくるめく如く、三尊の光転旋して直視することの出来ぬことを表す語とも見られるのである。即みくるべはめくるめ又は、めくるめきであろうと思うのは誤りか。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)