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盪
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うご
ふりがな文庫
“
盪
(
うご
)” の例文
第三の世界は燦として春の如く
盪
(
うご
)
いてゐる。電燈がある。
銀匙
(
ぎんさじ
)
がある。歓声がある。
笑語
(
しょうご
)
がある。
泡立
(
あはだ
)
つ
三鞭
(
シャンパン
)
の
盃
(
さかづき
)
がある。さうして凡ての
上
(
うへ
)
の
冠
(
かんむり
)
として美くしい女性がある。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
弟は起き上りさま口惜さに力を籠めて橋を
盪
(
うご
)
かせば兄は忽ち水に落ち、苦しみ踠いて洲に達せしが、此時弟は
既
(
はや
)
其橋を難なく渡り超えかくるを見るより兄も其橋の端を一揺り揺り動せば
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
盪
漢検1級
部首:⽫
17画
“盪”を含む語句
脳震盪
震盪
脳振盪
振盪
動盪
揺盪
摩盪
激盪
盪冦
盪寇
盪揺
盪搖
盪石
簸盪
鼓盪