盤面ダイアル)” の例文
その盤面ダイアルは青じろくて、ツルツル光って、いかにも舶来の上等らしく、どこでも見たことのないやうなものでした。
耕耘部の時計 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
その盤面ダイアルは青じろくて、ツルツル光って、いかにも舶来はくらい上等じょうとうらしく、どこでも見たことのないようなものでした。
耕耘部の時計 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
するとどううわけかみんなもどっと笑ったのです。一斉いっせいにその青じろい美しい時計の盤面ダイアルを見あげながら。
耕耘部の時計 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
さわやかな秋の時計の盤面ダイアルには、青くかれたはがねの二本の針が、くっきり十一時を指しました。みんなは、一ぺんに下りて、車室の中はがらんとなってしまいました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
あの蒼白あをじろいつるつるの瀬戸でできてゐるらしい立派な盤面ダイアルの時計です。
耕耘部の時計 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
あの蒼白あおじろいつるつるの瀬戸せとでできているらしい立派りっぱ盤面ダイアルの時計です。
耕耘部の時計 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
一斉にその青じろい美しい時計の盤面ダイアルを見あげながら。
耕耘部の時計 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
(十一時十五分 その蒼じろく光る盤面ダイアル
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
その青じろき盤面ダイアル
会計課 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)