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白蝋
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はくらふ
ふりがな文庫
“
白蝋
(
はくらふ
)” の例文
たしなみの良い娘の死骸は、半身
紅
(
あけ
)
に染んで、二た眼と見られない痛々しい姿ですが、よく化粧した顏は
白蝋
(
はくらふ
)
のやうに
蒼染
(
あをず
)
んで、何んとなく凄まじい美しさがあるのです。
銭形平次捕物控:123 矢取娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
うれしきは夢と幻惑と暗示とに富める
白蝋
(
はくらふ
)
の明り。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
たゆらに
嘆
(
なげ
)
き、
白蝋
(
はくらふ
)
の
盲
(
し
)
ひゆく涙。——
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
兵家、仁術家は皆知つて居る筈だ。遠きは義經の兵粮丸、楠氏の兵粮丸、竹中半兵衞の兵粮丸など言ふものがある。兵書には
蝮蛇
(
まむし
)
、
茯苓
(
ふくりやう
)
、南天の實、
白蝋
(
はくらふ
)
、虎の肉などを用ひ、一丸よく數日の
餓
(
うゑ
)
を
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
白蝋
(
はくらふ
)
の
灯
(
ひ
)
にてらされた
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
白蝋
(
はくらふ
)
の
冷
(
ひや
)
みの
沈黙
(
しじま
)
。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“白蝋”の意味
《名詞》
日光に晒して精製した白い臘。
(出典:Wiktionary)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
“白蝋”で始まる語句
白蝋石
白蝋粉
白蝋面
白蝋青隈