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白漚
ふりがな文庫
“白漚”の読み方と例文
読み方
割合
しらあわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しらあわ
(逆引き)
呀
(
あツ
)
と思ツて肇さんは目を見張ツた。碎けた浪の
白漚
(
しらあわ
)
は、銀の齒車を卷いて、見るまに馬の脚を噛み、車輪の半分まで沒した。小さいノアの
方舟
(
はこぶね
)
が三つ出來る。浪が
退
(
ひ
)
いた。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
砕けた浪の
白漚
(
しらあわ
)
は、銀の歯車を巻いて、見るまに馬の脚を噛み、車輪の
半分
(
なかば
)
まで
没
(
かく
)
した。小さいノアの
方舟
(
はこぶね
)
が三つ出来る。浪が
退
(
ひ
)
いた。馬は平気で濡れた砂の上を進んで来る。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
白漚(しらあわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
漚
部首:⽔
14画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々