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痴呆
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たわけ
ふりがな文庫
“
痴呆
(
たわけ
)” の例文
旧字:
癡呆
善「左様なまねをするから打擲したが
如何
(
いかゞ
)
致した、汝はな此の
後
(
ご
)
斯様
(
かよう
)
な所へ立廻ると許さぬから左様心得ろ、
痴呆
(
たわけ
)
め、早く帰れ/\」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
定めて重要事件の打ち合せなるべしと思い
測
(
ほか
)
れるには似もやらず、
痴呆
(
たわけ
)
の振舞、目にするだに
汚
(
けが
)
らわし、アア日頃頼みをかけし人々さえかくの如し、他の血気の壮士らが
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
有難なみだに曇っている
痴呆
(
たわけ
)
どもに、この板敷山の谷底で、鳥、狼の
餌
(
え
)
となって食い荒らさるる親鸞の終りを見せてくれたなら、少しは、念仏の末路と、
極楽
(
ごくらく
)
往生の夢がやぶれて
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新「どうも
怪
(
け
)
しからん鍼医だ、鍼を打ってその穴から水が出るなんという事は無い訳で、
堀抜井戸
(
ほりぬきいど
)
じゃア有るまいし、
痴呆
(
たわけ
)
た話だ、全体
何
(
ど
)
う云うものかあれ
限
(
ぎ
)
り来ませんナ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“痴呆”の意味
《名詞》
精神の働きが弱く呆けていること。
認知症。
(出典:Wiktionary)
痴
常用漢字
中学
部首:⽧
13画
呆
漢検準1級
部首:⼝
7画
“痴呆”で始まる語句
痴呆性
痴呆奴
痴呆者
痴呆面
痴呆人
痴呆症
痴呆的