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痢病
ふりがな文庫
“痢病”の読み方と例文
読み方
割合
りびょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りびょう
(逆引き)
曰く、「矢筈草俗に現の証拠といふこの草をとりみそ汁にて食する時は
痢病
(
りびょう
)
に
甚
(
はなはだ
)
妙なり又
瘧病
(
おこり
)
及び
疫病等
(
えきびょうなど
)
にも甚
効
(
こう
)
あり
云々
(
うんぬん
)
」。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
蘭袋は甚太夫の脈をとって見るまでもなく、
痢病
(
りびょう
)
と云う見立てを
下
(
くだ
)
した。しかしこの名医の薬を飲むようになってもやはり甚太夫の病は
癒
(
なお
)
らなかった。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その年の秋ぐち、七月にはいるとすぐに、長屋で
痢病
(
りびょう
)
がはやりだし、妹のおゆりが五日病んで死んだ。
落葉の隣り
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
痢病(りびょう)の例文をもっと
(6作品)
見る
痢
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
“痢”で始まる語句
痢
痢疾
“痢病”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
和辻哲郎
吉川英治
永井荷風
山本周五郎
芥川竜之介