“痛悔”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こんちりさん50.0%
つうかい50.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“痛悔”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それはまつたくですわね。今時の信者つたら本当に駄目ですわ。虫がよくつて、不信実で、卑怯で、後でおきまりの痛悔こんちりさんがらつさを唱へさへすればどんな恐ろしい地獄の罪でもキレイにつぐのはれると思ひ込んでゐるのですものね。
とかくは時勢転換の時節到来と存じ候男女を問わず青年輩の惰眠だみんむさぼ雌伏しふくしおるべき時には候わず明治維新の気魄は元老とともに老い候えば新進気鋭の徒を待って今後のことははじめてなすべきものと信じ候小生ごときはすでに起たざるべからざるのよわいに達しながら碌々ろくろくとして何事をもなしえざること痛悔つうかいの至りに候ことに生来病弱事志ことこころざしと違い候は天の無為を罰してしかるものとみずからあわれむのほかこれなく候貴女はなお弱年ことに我国女子の境遇不幸を極めおり候えば因習上小生の所存御理解なりがたきふしもやと存じむしろ御同情を禁じがたく候えどもけっして女子の現状に屏息へいそくせず艱難かんなんして一路の光明を求め出でられ候よう祈りあげ候時下晩秋黄落しきりに候御自護あいなるべく御母堂にもくれぐれもよろしく御伝えくださるべく候
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)