“痛味”の読み方と例文
読み方割合
いたみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その次の朝もみんなが絵を見せあふと、絵のところが益〻ますます黒くなつて乾いてゐるのに、ただ僕のだけはゆうべから癢味かゆみが増して来、それに痛味いたみが加はつて絵のところから汁が出はじめた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
「切っちまっても、痛味いたみは感じないようにしてあげてあるよ」
俘囚 (新字新仮名) / 海野十三(著)
とたんにびりびりときつくような痛味いたみである。
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)