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疫病神
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やくびやうがみ
ふりがな文庫
“
疫病神
(
やくびやうがみ
)” の例文
「北條
左母次郎
(
さもじらう
)
樣。——二十七の無役だ。祿高三千二百石、殿樣と言はれる御身分だが、腕ができて
疳
(
かん
)
が強くて、人附合ひが嫌ひで、御近所でも
疫病神
(
やくびやうがみ
)
のやうに恐れてゐる」
銭形平次捕物控:126 辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
勤
(
つと
)
む其節の口上には近々天一坊京都御見物の思召あれば
御上京
(
ごじやうきやう
)
遊ばすに付當表の御
旅館
(
りよくわん
)
御
引拂
(
ひきはら
)
ひ成べくに付此段お達しに及ぶとの
趣
(
おもむ
)
きなり夫と聞より大坂の
役人中
(
やくにんちう
)
は
疫病神
(
やくびやうがみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
人
(
ひと
)
には
疫病神
(
やくびやうがみ
)
のやうに
厭
(
いと
)
はれながらも
毛虫眉毛
(
けむしまゆげ
)
を
動
(
うご
)
かして
優
(
やさ
)
しき
詞
(
ことば
)
のもれ
出
(
いづ
)
るぞをかしき。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“疫病神”の意味
《名詞》
疫病を流行させる神。行疫神。
人から忌み嫌われる人。
(出典:Wiktionary)
“疫病神”の解説
疫病神、厄病神(やくびょうがみ)は、世の中に疫病をもたらすとされる悪神。疫神、厄神(やくしん、やくじん、えきしん)、行疫神(ぎょうやくじん、ぎょうえきじん)ともいう。家々のなかに入って人びとを病気にしたり、災いをもたらすと考えられている(ここから転じて「他人に忌み嫌われる人」に対する蔑称として使われることもある)。
(出典:Wikipedia)
疫
常用漢字
中学
部首:⽧
9画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“疫病”で始まる語句
疫病
疫病除
疫病等
疫病顔