“異懼(いく)” の例文
敢(あえ)て私のみではない。盗難のあった其(そ)れ以来、崖下の庭、古井戸の附近(ふきん)は、父を除いて一家中(いっかちゅう)の異懼(いく)恐怖の中心点になった。
狐 (新字新仮名) / 永井荷風(著)