番卒ばんそつ)” の例文
「いや、とちゅうには番卒ばんそつ小屋もあり、部落部落には味方もいるから、けっしてそんなはずはない」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ああ、クロの行方ゆくえがわからないように、竹童のたよりもいっこうわからない——と、いまも龍太郎が灰色の空をあおいで長嘆ちょうたんしていると、バラバラと、とりでさくの方から、ひとりの番卒ばんそつがかけてきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ヤッ、おまえたちは、外曲輪そとぐるわ番卒ばんそつではないか」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)