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畏
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オソロ
ふりがな文庫
“
畏
(
オソロ
)” の例文
毛孔の
竪
(
タ
)
つやうな
畏
(
オソロ
)
しい声を、度々聞いた。ある時は、鳥の音であつた。其後、頻りなく断続したのは、山の獣の叫び声であつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
まことに
畏
(
オソロ
)
しいと言ふことを覚えぬ郎女にしては、初めてまざ/″\と、
圧
(
オサ
)
へられるやうな
畏
(
コハ
)
さを知つた。あゝあの歌が、胸に生き
蘇
(
カヘ
)
つて来る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
併しやがて、ふり向いて、
仄暗
(
ホノグラ
)
くさし寄つて来てゐる姥の姿を見た時、言はうやうない
畏
(
オソロ
)
しさと、せつかれるやうな忙しさを、一つに感じたのである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
畏
常用漢字
中学
部首:⽥
9画
“畏”を含む語句
畏縮
畏怖
畏敬
可畏
畏友
畏懼
無所畏
大畏怖
敬畏
畏多
畏服
畏嚇
怖畏
施無畏
無畏
畏怖心
能以無畏
畏憚
畏慎
畏愛
...