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オソロ
ふりがな文庫
“オソロ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
おそろ
語句
割合
畏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畏
(逆引き)
毛孔の
竪
(
タ
)
つやうな
畏
(
オソロ
)
しい声を、度々聞いた。ある時は、鳥の音であつた。其後、頻りなく断続したのは、山の獣の叫び声であつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
まことに
畏
(
オソロ
)
しいと言ふことを覚えぬ郎女にしては、初めてまざ/″\と、
圧
(
オサ
)
へられるやうな
畏
(
コハ
)
さを知つた。あゝあの歌が、胸に生き
蘇
(
カヘ
)
つて来る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
併しやがて、ふり向いて、
仄暗
(
ホノグラ
)
くさし寄つて来てゐる姥の姿を見た時、言はうやうない
畏
(
オソロ
)
しさと、せつかれるやうな忙しさを、一つに感じたのである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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