トップ
>
町風
ふりがな文庫
“町風”の読み方と例文
読み方
割合
まちふう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まちふう
(逆引き)
百年は必ずしも長い月日ではないが、文化文政の頃の風俗画などの
町風
(
まちふう
)
を見ても、もう今日との著しい違いが見られる。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
やがて橋場の
渡
(
わたし
)
に至るに、
渡小屋
(
わたしごや
)
の前(下巻第五図)には
寮
(
りょう
)
にでも行くらしき
町風
(
まちふう
)
の女づれ、農具を肩に
煙管
(
きせる
)
銜
(
くわ
)
へたる農夫と茅葺屋根の軒下に行きちがひたり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
玄人
(
くろうと
)
から見れば
素人
(
しろうと
)
は不粋である。自分に近接している「
町風
(
まちふう
)
」は「いき」として許されるが、自分から疎隔している「屋敷風」は不意気である。うぶな恋も野暮である。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
町風(まちふう)の例文をもっと
(4作品)
見る
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“町風”で始まる語句
町風呂
検索の候補
下町風
町家風
町奴風
町屋風
町風呂
風呂屋町
素町人風情
“町風”のふりがなが多い著者
九鬼周造
柳田国男
永井荷風
宮本百合子