“下町風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
したまちふ50.0%
したまちふう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その家はさうこせ/\した下町風したまちふに気取つてもゐなかつたし、普通郊外の鉱泉宿のやうに俗悪ではなかつた。
草いきれ (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
和助はどうして父がそんな下町風したまちふうの家の人たちと親しくするのか何も知らないから、一別以来の話が出たり、飛騨の山の話が出たり、郷里の方の話まで出たりするのをさも不思議そうにしていた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)