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まちふう
ふりがな文庫
“まちふう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
町風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町風
(逆引き)
私の
貸
(
か
)
した本を
腕
(
うで
)
一杯に抱えて、はじけそうな、
銀杏返
(
いちょうがえ
)
しを見せて振り向きもしないで、
町風
(
まちふう
)
に
内輪
(
うちわ
)
ながら
早足
(
はやあし
)
に歩いて行く後姿なんかを思いながらフイと番地を聞いて置かなかった
秋風
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
その
深川
(
ふかがわ
)
と
吉原
(
よしわら
)
なるとを問わず、あるひは
町風
(
まちふう
)
と屋敷風とを論ぜず、天保以後の浮世絵美人は
島田崩
(
しまだくず
)
しに
小紋
(
こもん
)
の
二枚重
(
にまいがさね
)
を着たるあり、じれつた結びに
半纏
(
はんてん
)
を
引
(
ひっ
)
かけたるあり、
絞
(
しぼり
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
を着たるあり
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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