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男娼
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かげま
ふりがな文庫
“
男娼
(
かげま
)” の例文
不義の密通をした奥女中なにがしの顔となり、また柳絮と思ったその首は幾年の昔
堺町
(
さかいちょう
)
の
楽屋
(
がくや
)
新道辺
(
じんみちあたり
)
で
買馴染
(
かいなじ
)
んだ
男娼
(
かげま
)
となっていた。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
男娼
(
かげま
)
のことは余談にわたりますから、詳しくは申し上げませんが、なにしろ女と違って、子供時代が売り物ですから、十七八にもなればもうお仕舞いです。
半七捕物帳:55 かむろ蛇
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
何か釜の祝いと云って……
全体
(
ぜんてい
)
男娼
(
かげま
)
を買って遊ぶのが
宜
(
い
)
いんですが、何か面白い趣向がありましょう
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
人間はずうずうしくっても、
男娼
(
かげま
)
あがりのひょろひょろした野郎だ。おめえ一人でたくさんだろう。いや、待て。下手に逃がして何処かの寺へでも逃げ込まれると面倒だ。おれも一緒に行こう
半七捕物帳:55 かむろ蛇
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「湯島の茶屋にいた……。
男娼
(
かげま
)
のあがりか」
半七捕物帳:55 かむろ蛇
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“男娼”の意味
《名詞》
金銭を得て男色を売る者。
(出典:Wiktionary)
“男娼”の解説
男娼(だんしょう、en: male prostitute)とは、性的サービスを提供することによって金銭を得る男性のこと。女性の場合は娼婦という。年齢は、少年から青年、中年まで広範囲にわたり、男色の相手としての男娼と、女性に買春され春をひさぐ男娼に大きく二分される。現在では、ゲイ用語などでボーイと呼ばれることが一般的である。
(出典:Wikipedia)
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
娼
漢検準1級
部首:⼥
11画
“男”で始まる語句
男
男女
男子
男振
男児
男妾
男衆
男爵
男性
男達