甲盔こうがい)” の例文
あなやと思うまに、丈八の蛇矛じゃぼこ、黒鹿毛の逸足、燦々さんさんたる甲盔こうがいが、流星のごとく此方へ飛んできた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遂に彼は、甲盔こうがいまで捨てて谷の内へ逃げこんだ。そして、かねて孔明からいわれていたところの
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)