田鋤たす)” の例文
丸鑿まるのみ金槌かなづち砿石いしを入れる革袋を持ち毎日暗いうちから山へ登って行く、それを送りだしてからお豊はしゅうとめのおつねと雇男の助三郎すけさぶろうを相手に、野良へ出て百姓の荒仕事にかかるのだ、田鋤たすきにも植付にも
藪落し (新字新仮名) / 山本周五郎(著)