“生齧”の読み方と例文
読み方割合
なまかじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
対手が妙に生齧なまかじりの法律口調で話しかけるのを、こちらは、わざとさばけた伝法でんぽうな口のきようになって、四、五年前からの女との経緯いきさつを、その男には、口をし入れる隙もないくらいに
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
この生齧なまかじりの哲学者メ。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)