生附うまれつき)” の例文
近頃手に入し無比の珍品、名畫も此娘これの爲には者數ものかずならぬ秘藏、生附うまれつきとはいへおとなしすぎるとは學校に通ひし頃も、今ことの稽古にても、近所の娘が小言の引合は何時も此家こちらの御孃樣との噂聞に附
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
謙遜があの方のお生附うまれつきです。ファウスト大先生が
推し進められるのは、人間の生附うまれつきだ。