“瓜連”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うりつら50.0%
うりづら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そちの父、河原ノ入道は、わが一族の左近蔵人さこんのくろうど正家にしたがって、常陸ひたち久慈郡くじごおり瓜連うりつらノ城と申すところにおる……。そこへまいって、きょうまでのこと、そちの父へも正家へもようつたえるのだ。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
那珂なか瓜連うりづら村、相田酒造店に、ツイに見なれぬ、年のころ三十一、二の男が入り来たり、「お酒を三円下さい」と十円札を一枚投げ出したゆえ、店の者が早速八升樽に入れ
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)