“理右衛門爺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りえむじい50.0%
りえもんじい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとで、はい、理右衛門爺りえむじいさまもそういっけえ、この年になるまで、昨夜ゆうべぐれえ執念深しゅうねんぶけえあやかしのいた事はねえだって。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
難有ありがてえ、島が見える、着けろ着けろ、と千太がわめく。やあ、どこのか船もぎつけた、島がそこに、と理右衛門爺りえむじいさま。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
だって、源次さん千太さん、理右衛門爺りえもんじいさんなんかが来ると……お前さん、この五月ごろから、いきな小烏といわれないで、ベソを掻いた三之助だ、ベソ三だ、ベソ三だ。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)