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りえむじい
ふりがな文庫
“りえむじい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
理右衛門爺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
理右衛門爺
(逆引き)
あとで、はい、
理右衛門爺
(
りえむじい
)
さまもそういっけえ、この年になるまで、
昨夜
(
ゆうべ
)
ぐれえ
執念深
(
しゅうねんぶけ
)
えあやかしの
憑
(
つ
)
いた事はねえだって。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
難有
(
ありがて
)
え、島が見える、着けろ着けろ、と千太が
喚
(
わめ
)
く。やあ、どこのか船も
漕
(
こ
)
ぎつけた、島がそこに、と
理右衛門爺
(
りえむじい
)
さま。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こん畜生、こん畜生と、おら、じだんだを
蹈
(
ふ
)
んだもんだで、舵へついたかよ、と
理右衛門爺
(
りえむじい
)
さまがいわっしゃる。ええ、
引
(
ひっ
)
からまって
点
(
とも
)
れくさるだ、というたらな。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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