“現然”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ありあり50.0%
あり/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云いながら見れば、四分板六分板の切れ端を積んで現然ありありと真似び建てたる五重塔、思わず母親涙になって、おお好い児ぞと声曇らし、いきなり猪之にいだきつきぬ。
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
と云ひながら見れば、四分板六分板の切端を積んで現然あり/\と真似び建てたる五重塔、思はず母親涙になつて、おゝ好い児ぞと声曇らし、いきなり猪之に抱きつきぬ。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)