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玻璃
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ギヤマン
ふりがな文庫
“
玻璃
(
ギヤマン
)” の例文
舶載物
(
はくさいもの
)
であろう、幅二尺七、八寸、長さ五尺ほどな
玻璃
(
ギヤマン
)
の鏡——、それが、行きづまりの壁に、戸のようにはめこんであったのだ。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それはどこかから、チャリンチャリンと
楽玻璃
(
グラスハーモニカ
)
のように、一定の
節奏
(
リズム
)
をもって、快い
玻璃
(
ギヤマン
)
の音が響いてくるのであった。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
と云うのは、あの時小六と逢痴との間は、
玻璃
(
ギヤマン
)
の房に隔てられていて、たしかに小六は、その
三稜鏡
(
プリズム
)
のため、二重に見えたのではないか——と考えられたからだ。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
つまり、この二つの
玻璃
(
ギヤマン
)
房は、最初老人の首が掛ったときには振動するが、それから
撚目
(
よりめ
)
が、行き詰りまでゆく間には、しだいに衰えて、極限に達すると静止するのだ。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“玻璃”の意味
《名詞》
玻璃(はり, がらす)
古代インド、中国などで珍重された宝玉で七宝のひとつ。無色の水晶。
ガラスの異称。
(出典:Wiktionary)
玻
漢検1級
部首:⽟
9画
璃
常用漢字
中学
部首:⽟
14画
“玻璃”で始まる語句
玻璃窓
玻璃戸
玻璃器
玻璃盞
玻璃板
玻璃蛋白石
玻璃鐘
玻璃盃
玻璃扉
玻璃色