玻璃管ガラスくだ)” の例文
机の上には、大理石のくず、塩酸のびん、コップ、玻璃管ガラスくだなどが置いてあった。蝋燭ろうそくの火も燃えていた。学士は、手にしたコップをすこしかしげて見せた。炭素はその玻璃板のふたの間から流れた。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)