“玩愒”の読み方と例文
読み方割合
がんかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまだ刀槍刺撃の技をくわしくするあたわず、いまだ兵馬闘争の法を練るあたわず、汎々はんぱん悠々ゆうゆうとして歳月を玩愒がんかいす。支那の書を読むに及んで、やや欧羅巴ヨーロッパ米利堅メリケンの風教を聞知し、すなわち五大州を周遊せんと欲す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)