王朗おうろう)” の例文
その時、会稽の太守は、王朗おうろうという者だった。王朗は厳白虎を助けて、大軍をくり出し、孫策の侵略に当ろうとした。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こう聞いた王朗おうろうは、仰天して城を出た。そして査涜へ駆けつける途中、またも孫策の伏兵にかかって、ついに王朗の兵は完膚かんぷなきまでに殲滅せんめつされた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
会稽の太守王朗おうろうは、その日、城門をひらいて、自身、戦塵のうちを馳けまわり
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
王朗おうろうあざな景興けいこう、文官の一席から起って
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
王朗おうろうもともに云った。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)