玉音ぎょくおん)” の例文
それを聞くと二人は喜んで帰って往ったが、翌日になって女が移って来たので、住持が最初はさみを入れ後は名音の手で剃髪ていはつした。其の女は玉音ぎょくおんという法名が与えられた。
法華僧の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
やがて、玉音ぎょくおんしずかに
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)