玉階ぎょっかい)” の例文
やがて玉階ぎょっかい御簾みすが高々とまきあがる。道君どうくん徽宗きそう皇帝の姿は珠の椅子いすにあった。ちく一を聞きとられると、さすが風流天子の眉もふかい憂色に沈んで見える。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)