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狻猊
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さんげい
ふりがな文庫
“
狻猊
(
さんげい
)” の例文
それは
唐
(
から
)
の
狻猊
(
さんげい
)
か何かの、
黄金色
(
きん
)
だの
翠色
(
みどり
)
だのの美しく
綺
(
いろ
)
え造られたものだった。畳に置かれた
白々
(
しろじろ
)
とした紙の上に、小さな
宝玩
(
ほうがん
)
は其の貴い輝きを
煥発
(
かんぱつ
)
した。女は其前に
平伏
(
ひれふ
)
していた。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
その相反する実にかくの如し。
而
(
しこう
)
してその相反するは、則ち相得る
所以
(
ゆえん
)
なるか。松陰曰く、「象山高く
突兀
(
とっこつ
)
たり、
雲翳
(
うんえい
)
仰ぐべきこと難し。
何
(
いず
)
れの日にか天風起り、快望せん
狻猊
(
さんげい
)
の
蟠
(
わだか
)
まるを」
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
“狻猊”の解説
狻猊(さんげい)とは、中国の伝説上の生物である。しばしば獅子と同一視される。
(出典:Wikipedia)
狻
部首:⽝
10画
猊
漢検1級
部首:⽝
11画