狡童こうどう)” の例文
天蓋山の鉱山かなやまからも、また船津の城下からも、ひとしく二里の道程みちのりを距てた、飛騨きっての歓楽境、例えばむろの津、潮来いたこのような、遊君または狡童こうどうなどの売色の徒、館を並べ、こと、笛、鼓
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「モ、問答、ム、無用オ——ッ! くたばれ——ッ、狡童こうどう!」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)