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狐鼠
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こそ
ふりがな文庫
“
狐鼠
(
こそ
)” の例文
昔東京では提灯
引
(
び
)
けといって、言わば
狐鼠
(
こそ
)
々々と取片附けるというような葬いは、夜の引明けに出したものだそうであるが、それ程ではなくともこうした朝早くの葬式は
寺町
(新字新仮名)
/
岩本素白
(著)
「一つ、天下を取ってみようとか、世間の貧乏人を救ってみようとか。——何とか目的がなくっちゃ、
狐鼠
(
こそ
)
狐鼠だろうじゃねえか。——ところで今、世の中を見ると、天明の
大飢饉
(
だいききん
)
だ」
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と
夜見店
(
よみせ
)
へ参りまして古着屋から小僧さんに麻風呂敷に
掻巻
(
かいまき
)
に
三布蒲団
(
みのぶとん
)
を
背負
(
せお
)
い込ませ、長家の者に知れない様にお父さんに半纏を着せたいと云うので段々と
狐鼠
(
こそ
)
/\買物をして参りますが
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
“狐鼠”で始まる語句
狐鼠々々
狐鼠狐鼠
狐鼠泥
狐鼠〻〻
狐鼠泥棒