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物見
ふりがな文庫
“物見”の読み方と例文
読み方
割合
ものみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものみ
(逆引き)
「待ちたまえちょっと時計を見るから。四時八分だ。まだ暮れやしない。君ここに待っていたまえ。僕がちょっと
物見
(
ものみ
)
をしてくるから」
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
物見
(
ものみ
)
高くも東洋人の周囲に
蝟集
(
いしゅう
)
し、無人島探険にゆくつもりであるか、とか、支那の戦争はまだやみませぬか、とか、口々にたずね始めた。
ノンシャラン道中記:05 タラノ音頭 ――コルシカ島の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
戦場でのこの直感は、ほとんど本能的にすぐ頭を突きぬくものだった——敵の
物見
(
ものみ
)
が信長の
居陣
(
きょじん
)
の背後を探りに来たものと、彼はすぐ考えたのである。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
物見(ものみ)の例文をもっと
(11作品)
見る
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
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