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物外
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もつがい
ふりがな文庫
“
物外
(
もつがい
)” の例文
「お尋ねを
蒙
(
こうむ
)
るほどの者には候わず、愚僧は
備後
(
びんご
)
尾道
(
おのみち
)
の
物外
(
もつがい
)
と申す雲水の身にて候」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その頃、知られた大力の坊主に
物外
(
もつがい
)
和尚というのがありました。この和尚は拳骨の名人であります。拳を固めて物を打てば、その物がみな
凹
(
へこ
)
むから、一名を拳骨和尚とつけられました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「さては、あの
物外
(
もつがい
)
めが、茶飯を食いたいばかりに
悪戯
(
いたずら
)
をする」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“物”で始まる語句
物
物凄
物語
物憂
物識
物怪
物騒
物置
物音
物思