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牢愁
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ろうしゅう
ふりがな文庫
“
牢愁
(
ろうしゅう
)” の例文
と、風呂場には、新しい衣服をそなえさせ、夜には、食膳を共にするなど、何くれとなく、その
牢愁
(
ろうしゅう
)
を、なぐさめた。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうして道誉はついに、
板屋廂
(
いたやびさし
)
の
牢愁
(
ろうしゅう
)
におわす先帝後醍醐に、給仕人として、近づくことになったのである。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
真の牢人とは、心に
牢愁
(
ろうしゅう
)
のなやみを抱き、意志の牢固な節操をもった者じゃ。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼のその
牢愁
(
ろうしゅう
)
も、いつか七十余日である。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
愁
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“牢”で始まる語句
牢
牢屋
牢獄
牢舎
牢固
牢人
牢乎
牢問
牢格子
牢守